インドネシアサービス
インドネシアの物流なら何でもご相談ください!
一般航空貨物輸送、海上輸送、クーリエ輸送など様々なご要望に適した輸送をご提案致します!
プライオリティラインによる緊急通関手配も可能でございますので、
納期が切迫した輸送にも対応可能です!
現地通関トラブルの解決含め、インドネシアの物流なら何でもご相談ください!
プライオリティラインによる緊急通関とは?
インドネシアの輸入通関においては、検査が必要な貨物ごとに「チャネル」(カテゴリーに分類する)を設け
それぞれに通関にかかる時間や内容が異なり、「レッドライン」「イエローライン」「グリーンライン」等と
呼ばれているものがチャネルです。
チャネルごとに要求される手続きや時間は変わりますが、上記のほか「MITA Non, Priority」と呼ばれる
特殊なチャネルも存在し、これが「プライオリティライン」です。
この場合、書類審査、現物検査がともに無く、「License Confirmation」「Release permit(SPPB)」の
2プロセスだけであり通関に時間がかかる点を考慮しなくても良いため、早いリードタイムでの通関が可能と
なります。
輸入通関のチャネル
早い
遅い
・書類と貨物の現物検査ともに実施しない
・申告から許可まで約1~3営業日
◆License Confirmation (ライセンス確認)
◆Release permit / SPPB (搬出承認)
※上記2プロセスのみ
・プライオリティラインは認定された企業しか
使うことができず、過去に通関の誤申告・ミス等
がなく、関税法違反等もなく、輸入税支払遅延も
ない、輸送業者や通関業者などに頼まずとも
自ら通関申告が直接できるといった要件となり
そのハードルは非常に高い
・貨物をリリースした後に書類審査を実施
・申告から許可まで約5~7営業日
◆Payment reconciliation/securities (支払確認)
◆License Confirmation (ライセンス確認)
◆Release permit / SPPB (搬出承認)
◆Document checking (書類審査)
※上記4プロセスあり各プロセス1~2日営業日
・イエローラインと似ているが、リリース許可が
出た後書類チェックがを実施する点が大きく
違っており、一般的な企業が行う通関としては
このグリーンラインが最も早くなります
・ランダムで現物検査(X線検査等)が実施される
場合もある
・貨物をリリースする前に書類審査を実施
・申告から許可まで約12営業日
◆Payment reconciliation/securities (支払確認)
◆License Confirmation (ライセンス確認)
◆Document checking (書類審査)
◆Release permit / SPPB (搬出承認)
※上記4プロセスあり各プロセス2~3日営業日
・レッドラインとは違い現物検査は必須ではないが
状況によっては現物検査を実施する場合がある
・書類審査を行い、審査に通ってから貨物が
リリースされるというのが一般的な流れ
・書類と貨物の現物検査を実施
・申告から許可まで約15営業日
◆Payment reconciliation/securities (支払確認)
◆License Confirmation (ライセンス確認)
◆Document checking (書類審査)
◆Physical checking (現物検査)
◆Release permit / SPPB (搬出承認)
※上記5プロセスあり各プロセス2~3日営業日
・現物検査は必ず実施し、梱包されている箱や包装
が開梱もしくは破壊される
・高温多湿の環境下で数日から10日程度は
放置されることになるため、防錆処理などの
事前ケアが必要
プライオリティライン
グリーンライン
イエローライン
レッドライン
インドネシア輸入ライセンス
インドネシアにある企業が諸外国から輸入を行うためには、「API-P」と「API-U」の2種類のライセンスの内、
いずれかを取得する必要があり、どちらか1つしか取得はできません。
API-P
(Angka Pengenal Importir Produsenの略)
API-U
(Angka Pengenal Importir Umumの略)
製造会社向けの輸入ライセンス
原材料や部品・生産財など、物を作るために使うものを
輸入する際に使うライセンスとなります。
API-P取得業者は、いわゆる製造輸入登録業者とも呼ばれます。
工業製品であってもそのまま顧客へ販売するものは、パススルー
といった形で規制がかけられております。 パススルー規制
非製造会社向けの輸入ライセンス
完成品、一般品としての輸入、つまり何らかの加工をせずとも
使ったり、販売したりすることができる品目の輸入を
手掛ける商社向けの輸入ライセンスになります。
こちらは輸入できる品目のカテゴリーに制限があり、
あらかじめ政府に申請しておいたHSコードの類のみが
輸入を許可されます。
HSコードごと(品目ごと)に設定されているライセンス
輸入者のライセンスとは別にHSコードごとに固有のライセンスが必要なものも存在します。
下記のサイトから、HSコードごとに検索することで、どのようなライセンスが必要なのか、
また関税や付加価値税など輸入にかかる諸税がいくらになるか調べることが可能です。
輸入に際して必要となるライセンス、輸入時にかかる関税・諸税が一括確認できるインドネシア国営のサイト
輸出時の規制についても確認することが可能です。
インドネシア輸入時にかかる代表的な税
インドネシア通関の手続きは、①納税⇒②申告⇒③審査⇒④許可の順に進んでいきます。
一般的なインドネシアの通関は納税から始まります。
BMと呼ばれる基本関税、PPNと呼ばれる付加価値税、PPh22(前払い法人税)
PPnBM(奢侈品販売税/ぜいたく品)、Cukai(物品税)など、品目(HSコード)によって
規定されている額を銀行振り込みをします。
そこで税金を領収したレセプトを入手してから、輸入申告手続きに入ることになります。
たいていの企業は、自社での輸入申告をせずに輸送業者・通関業者に代理で依頼していますので
彼らが輸入申告書(PIB)の下書き(ドラフト)案をつくり、輸入者がそれを承認したのちに
輸入申告を行う形になります。
代表的な税の課税方法
CIF価額 X 関税率 = BM (基本関税)
(CIF価額 + BM) X PPN税率(10%)=PPN (付加価値税)
(CIF価額 + BM) X PPh税率 (2.5%~7.5%)=PPh (前払い法人税)
インドネシア通関におけるトラブル
インドネシアと言えば、賄賂(ワイロ)というくらい悪名高く、税関においても例外ではないと言われていました。
日本企業各社はコンプライアンスの問題があるため、表立ってティーマネー(賄賂)をインドネシア税関職員に渡す
ということは稀になってきていると言えますが、先進諸国の通関行政に比べるとはるかに不確かな要素や不透明な部分が
あるのは事実です。
税関も応接室や打ち合わせ場所を物理的にガラス張りにしたり、面談などを銀行の待合などのようなチケット制にして、
個別の税関担当を指名しづらくしたりするといった工夫、またクリーンで公正な通関を実現すべく、当局もたびたび
キャンペーンをはってきています。
実際のところ、理不尽な指摘によって日系企業が損をするという事例はまだまだ発生しております。
そもそも輸入できる品目に各社制限を設けるライセンス制度自体にも無理があるのでは?との指摘は以前よりされてますが、
今のところ改善されるには至っておりません。
■初代
スカルノ
Soekarno
(1945年8月18日~1967年3月12日)
■第3代
バハルディン・ユスフ・ハビビ Bacharuddin Jusuf Habibie
(1998年5月21日~1999年10月20日)
■第5代
メガワティ・スティアワティ・スカルノプトゥリ
Megawati Soekarnoputri
(2001年7月23日~2004年10月20日)
■第2代
スハルト
Soeharto
(1967年3月12日~1998年5月21日)
■第4代
アブドゥルラフマン・ワヒド Abdurrahman Wahid
(1999年10月20日~2001年7月23日)
■第6代
スシロ・バンバン・ユドヨノ Susilo Bambang Yudhoyono
(2004年10月20日~2014年10月20日)
■第7代
ジョコ・ウィドド
Joko Widodo
(2014年10月20日~)